2015年9月30日を最後に、「ITmedia eBook USER」が更新終了しました。トップページは既に、ITmedia Mobileにリダイレクトされちゃいます。せっかくなので、ボクがお世話になった3年間を寄稿記事で振り返ってみます。
最初のお仕事はこちら。せっかく取材に行ったのに、写真と動画だけ撮って、記事はお任せというヘタレ具合でした。
最初に書いた記事はこちら。写真が普通に机の上。炎上したレビューを消すなど痛い対処で、さらに炎上した騒動が懐かしい。
正確には「スタートダッシュにつまずいた」楽天Koboの今後についてがっつり考察した記事。なかなかいいこと書いてるじゃないか、当時の自分。
あまりに面白いシンポジウムだったので、後先考えずに書き起こしてしまった事案。福井健策先生に相談して、日の目を見ることができました。ウェブで4万字あるのに、ここまで読まれるかと驚き。
写真が汚い(;ω;)
「電子書店完全ガイド」シリーズの一発目。ラインアップ調査の日付は「2012年8月5日時点」なのに、公開日が2012年9月6日 というところに着目いただきたい。苦労したのよ。
このシリーズ何が大変だったかって、相対評価で点数をつけなきゃいけなかったところ。大変なの分かってたんで、本当は嫌だったんですけどねぇ……。
アプリは良いのにウェブストアがダメ、というのはこの当時から指摘していたのに、結局直らなかったなあ。
kobo Touchしか対応していないころの評価はさすがに低い。
ブログでは最初にレビューしたGALAPAGOS STORE登場。このころ、相当ハイペースで書いてます。
ラインアップ詳細がCSVで公開されてたので、集計して公開したらITmediaさんから「それウチにください!」ってお願いされた事案。
Kindleストアがオープンしたのは2012年10月25日の0時過ぎ。
まさか0時にKindleストア始まったりしないよね?
— 鷹野 凌@月刊群雛編集長 (@ryou_takano) 2012, 10月 24
はい、甘かった。そして記事の更新日時は「2012年10月26日 23時55分」です。なにこの変態。当時のテンションは異常でした。既に懐かしい。
ラインアップ調査の日付が、Kindleストアの記事を書き終わった直後くらいだという。なにこの変態。ほぼ書き終わったタイミングでAndroidアプリがリリースされ、半分くらい書き直しになったのがいまでは懐かしい。
端末レビュー3台目にしてようやく、撮影環境を整え始めました。白い布とか、ライトとか。
ほんとはNexus 7の端末レビューを書く予定だったのが、なぜか届くまで1カ月以上かかるという事件に巻き込まれた結果、ビューワ比較に化けた企画。いま思えば、拡大したらドットバイドットになるようにすればよかった。
端末レビュー、手慣れてきた感。
BookLiveまで行って、発売前の端末を撮影させてもらった、ボクとしては珍しい事例。
ニコニコ静画、もうちょい盛り上がると思ったんだけどなあ。
同じ端末同じ本で画質を比べる企画。eBookJapanだけ明らかに違うんですよね。
端末レビューでも液晶だと勝手が違うことに気づく。暗くしなきゃいけないんですよね。
総合書店化に舵を切った直後のレビュー。もうちょい早く取り上げたかったのですが。が。
Nexus 7で比較したなら、iPadでもやらなきゃダメでしょという二番煎じ企画。
同じ端末同じ本なのに、結構発色が違うんですよね。特に赤。
「エロエロ草紙」って名前がずるい。
ITmedia eBook USERへの寄稿では初のイベントレポート。
せっかく試したのでレポート。
漫画家の赤松健さんと、コルクの佐渡島庸平さんが並んで登壇するということで、こりゃ取材しなきゃと行ったレポート。
こちらもKindleストア同様、オープン直後からぶっ続けで書いてアップした変態記事。Googleドキュメントで、書くのと同時並行で編集作業されるという、超マッハ執筆体制でした。
端末レビューなんですが「eBookJapanで全巻セットを買ったら、7インチタブレットが付いてきたと捉えた方がいいだろう」が結論という。酷い。
「次は雑誌サービスの比較をやりませんか?」って企画を提案したら、こうなったの巻。
東芝はなぜこの端末を出したのか、いまだに不思議で仕方がない。
せっかく試したのでレポート。当時はまだEPUB制作、結構大変だった……。
せっかく試したのでレポート後編。免税書類(W-8BEN)の申請、大変だったなあ……。
あれ? JEPAセミナーレポートって、これが初?
電子書店完全ガイド2週目の始まり。
「前回のレビューとの違いを中心に徹底解説」とか言いながら、結局がっつり調査しなきゃいけなかったという。
こういう軽めの記事を書いたのはこれが初めて。ITmedia eBook USERへの寄稿では珍しい。
「これからの公共図書館の電子化モデルを考える」フォーラムレポート。国立情報学研究所の高野明彦さんや札幌市中央図書館の淺野隆夫さんと知り合ったきっかけ。
JEPAセミナーのレポート記事第2弾。「MeMO Pad ME172V」の記者発表会より、こっちの方が思い出深い。
橋場一郎さんを始めとする「中の人」たちをがっつり取材させていただきました。
データセクションの橋本大也さんと知り合ったきっかけ。
ボクが一番使ってる電子書店です。
ストアが全面刷新されたので再レビュー。
一般向けとしてはソニー最後の電子ペーパー端末になってしまいました……。
2012年モデルは父親に譲り、2013年モデルに買い換え。いまでも使ってます。
野口不二夫さんは、この後ソニーを退社してしまいました。
テレビ(orディスプレイ)で読書って実はそんなに悪くないのですけど、結局のところReader StoreではSony Entertainment Networkアカウントではなく、My Sony IDを新たに取得しなきゃいけなったところが大障壁になっていたと思います。
まだこの頃はアラが多かったのに。
特定のサービス専用端末って、どうしても好きになれない。
電子ペーパーでは珍しいフラットパネル。
普段は取材する側が、取材される側になる珍しい機会。
2014年になっても「2013」なのは、年度だ!と言い張ってましたごめんなさい。
使いづらかった「トランクルーム」に大きな改良が加えられ、かなりいい感じになったeBookJapan。
最後に書いてある「他店の進化と比べると、若干進化の歩みが遅い印象」というのが全てを物語っているかも。
ここはラインアップ調査が難しい。
リニューアルしたのに前より悪くなっているという。
マガジン航へ寄稿した「国立国会図書館の電子情報部に話を聞いてみた」とワンセット。
完全ガイド、もうちょいシンプルにしましょうという話になり、骨格は同じだけど余計な表現をできるだけ削った形になってます。ところが「2014」はこの1本だけ。他にも何本か書いた記憶はあるんだけど……うっ頭が割れるように痛い。
リリース前に開発会社(インフォシティ)へ行って取材した記事。
2年ぶり2回目なレポート。オフレコ多くて書けないという。
もう要らない子なのかなと思っていたら、やっぱり書いて欲しいと言われてシリーズ復活。
死角の少ないサービスに仕上がってしまいました。
サイトリニューアル後の再レビュー。
アプリはどんどん進化してるのに、やっぱりウェブがダメだという。
Kobo Touchだけだった当初から思えば、とんでもなく進化してるんですけどね。
最後のガイド。
計66本。お世話になったメディアなので寂しいですが、これも時代の流れだから致し方ない。ああ無情。さようなら(;ω;)
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