SFマガジン7月号で特集されていて興味を持ったので「ハーモニー」とともに購入。
posted with amazlet at 11.10.05
伊藤 計劃
早川書房
売り上げランキング: 809
伊藤計劃氏が病魔と闘いながら書いた小説で、既に亡くなっているのをボク自身が知っているからかもしれないが、どうしようもなく「死」の匂いがする話でした。実際のところ物語の中ではバタバタ人が死んでいくのですが、そういうことではなく、物語を通して著者自身の死生観や諦念のようなものがどうしても感じられてしまいます。SFマガジン7月号を読んで興味を持ったのですが、前知識無しで読みたかったですね。
[追記]
藤原とうふ店には笑っちゃいました。こういうギミックって他にもあったのかな?