これもうきっとGoogle+ガイドブック:第4章 Google+へ投稿しよう (20) ハングアウトしてみよう

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ハングアウトは、同時に最大10人まで参加できる、文字・音声・映像による会話システムです。インターネットを使ったテレビ会議システム(文字だけ・音声だけでも可)と言い換えてもいいでしょう。 テレビ会議システムを販売している会社もあるというのに、無償でここまで高度なことができてしまうというのは驚きです。

 左端メニューの[ハングアウト]をクリックすると、このような画面になります。

 ここの「ハングアウトに参加する」には、一般公開されていて参加可能なハングアウトや、閲覧可能なハングアウトオンエアが表示されています。ハングアウトオンエアは、ハングアウトの様子を広く一般に配信する仕組みですが、ごく一部のユーザーにしか開放されおらず、USTREAMニコニコ生放送のように誰でも配信できるという形にはなっていません。が、いずれそういう形になるかもしれませんね。

[追記]5/8に一般開放されました。

また、あなたが公開範囲に入っていて参加可能なハングアウトは、このような形でストリームに流れてきたり、ストリーム右側に表示されています。

 ハングアウトは、参加者が任意で他の人を「招待」できますし、もっと言えばURLさえ判れば誰でも参加できるようになっています。最初に開始した人が離脱しても、他に誰かが残っていればそのハングアウトは続きます。つまりストリームへの投稿とは違い、ハングアウトは誰のものでもないということです。

 参加している人を、強制的に離脱させることはできません。ブロックしても、誰をブロックしたという通知が参加者全員に配信されるだけで、そのハングアウトから排除はできないのです。だから、誰を招待するかはよく考えてから行いましょう。一般公開のハングアウトは前ページのように全世界へ公開されるので、いきなり見知らぬ海外の方が参加してくることもあり得ます。

自分で新規に[ハングアウトを開始]すると、このような画面になります。右側には、ハングアウトへ招待する候補(恐らく、オンラインで関連度の高い人たち)が一覧で表示されています。右上にはマイクのオン/オフ、カメラのオン/オフと、設定のアイコンがあります。

 ここで「招待」するユーザーが最初の公開範囲になります。25人以下のサークルや名指しで指定した相手には、「××さんがハングアウトに招待しています」というお知らせが届きます。

 「ユーザーを追加」の右下にある[+電話]は、ハングアウトから1ヶ所だけ固定電話や携帯電話に電話をかけられる機能です。アメリカ・カナダへの通話は無料ですが、それ以外の場合は有料です。

未成年(アメリカ基準で18才)が参加できないようにする機能もあります。いったい何に使うんでしょうね?

また、投稿に付いているハングアウトアイコンからは、「この投稿についてのハングアウト」が開始できます。

 公開範囲を指定する画面は表示されず、元投稿の公開範囲に基づいたハングアウトになります。また、開始をすると投稿主に通知が飛び、コメントにこのような形でURLが表示されます。

誰も参加していないハングアウトの画面はこんな感じです。[チャット]ボタンを押すと、文字入力・表示用の場所が開きます。[招待]ボタンは、追加で誰かを招待するための機能です。

 [画面を共有]は、いまデスクトップで開いているウィンドウか、デスクトップそのものを相手の画面に表示できる機能です。これを使うと例えば、離れたところにいる相手に画面を見せて説明ができます。

 

[Google Docs]は、Googleドライブのファイルを共有し、閲覧や共同編集ができる機能です。画面共有ではなくファイルそのものを共有でき、ライブでファイルの中身が書き換わります。

 編集権限が自分だけになっている場合、相手は自分に共有リクエストをメールで送ることができます。自分は相手に、共有権限(閲覧者または共同編集者)を付与できます。ハングアウト上で付与した共有権限は、ハングアウトを終了してもそのままなので注意しましょう(Googleドライブで変更できます)。

Youtubeの動画を共有して、参加者と一緒に見ることもできます。

残念ながら、高画質に切り替えられないのが難点です。


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