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ハングアウト開始前に、「ハングアウト オンエアを有効にする」にチェックを入れると、Google+のストリームとYouTube チャンネルにライブ配信ができるようになります。配信者は、視聴者数を随時確認することができます。また、オンエア終了後には、ライブ配信した内容が自動的に動画としてGoogle+のストリームとYouTube チャンネルに保存されます。
この機能は2012年5月7日に一般公開が始まったばかりです。テストをしながら使い道をいろいろ考えてみましたが、例えばノートパソコンでハングアウトオンエアを始めた配信主がスイッチャーになって、スマートフォンを持った人をカメラマンにすれば、複数アングルからのライブ配信を特別な機器無しでできますね。公開討論会のライブ配信なんかは、簡単にできそうです。他にも例えば、画面共有ができるので、デジタル絵を描いている様子の配信ならカメラすらいらないということになります。
なお、ハングアウトオンエアを始めるためには、Youtubeチャンネルを一般公開にする必要があり、携帯メールアドレス(※キャリアメールのみです)による認証を求められます。
開始時に公開範囲へ指定した人は、オンエアを閲覧するだけではなく、ハングアウトそのものに参加できるようになります。例えば自分1人がハングアウトしている状態をオンエアしたいのであれば、この公開範囲を自分だけサークルに指定すればいいわけです。「このハングアウトの名前」は、ハングアウトオンエアを有効にすると必須入力項目になり、Youtubeに自動アップロードされる動画のタイトルになります。
ハングアウトオンエアを有効にしてハングアウトを開始すると、ストリームに流れる投稿は下図のように自動的にロックされた状態になります。つまり、この投稿は最初に招待した人にしか見えませんし、勝手に再共有されて公開範囲を広げられることもありません。
また、後からハングアウトへ参加した人は、[招待]ができない状態になります。通常のハングアウトの場合、参加者は誰でも他の人を招待できるのですが、ハングアウトオンエアの場合、誰をハングアウトに招待するかは、ハングアウトオンエアを有効にしてハングアウトを開始した人のコントロール下に置かれる形になります。つまり、「ハングアウトは誰のものでもない」のですが、「ハングアウトオンエアは始めた人のもの」ということです。
ボクはカメラを持っていないので、下記のスクリーンショットでは[画面を共有]機能を使っています。なお、ハングアウトを始めても、いきなりオンエアは始まりません。
ハングアウトの画面右上の[配信を開始]ボタンを押すと、一般公開用ハングアウトオンエアの投稿がストリームに流れます。Google+のユーザーなら誰でも、ここでハングアウトの内容を閲覧することができます。同時に、Youtubeアカウントのチャンネルにもライブ配信されます。配信されるのは、ハングアウトオンエアを有効にしてハングアウトを開始した人の画面です。
ハングアウトオンエアを終了すると、配信されていたライブも終わり、内容が自動的にYoutubeへアップロードされます。
アップロード完了まではそれほど時間はかからないようです。Youtubeには一般公開の状態で投稿されますが、Youtubeの管理画面から限定公開(URLを知っている人だけが見られる)か、非公開(招待した人だけ見られる)に切り替えることができます。ちなみにYoutube側で非公開に切り替えても、Google+の投稿から自分は閲覧できる状態になっているので「お?!」とおもいますが、他の人から見た場合はちゃんと非公開になってますのでご安心を。
ちなみにYoutubeの管理画面では動画編集ができ、前後の切り取りや効果の追加、Youtubeが用意している楽曲の重ね合わせなどができます。オンライン上でこういう加工ができてしまうのは凄いことですね。
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