「電子書籍情報まとめノート」のyamakaiさんから、こんなツイートが。
紀伊國屋の電子書籍検索、PHP研究所や主婦の友社などの一部の書籍に「Googleプレビュー」ボタンがついてた。こんなの→ bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/…
— yamakaiさん (@yamakai74) 10月 3, 2012
というわけで、さっそくチェックしてみました。
なるほど確かに「無料お試し版」とは別に、「Googleプレビュー」というボタンが付いてますね。クリックすると、ブラウザ内にこんな感じのプレビューが開きます。
これは……。
先日オープンしたばかりの Google Playブックスをウェブで同じ本をチェックしてみます。
「プレビュー」ボタンをクリックすると……
うーん、右上の拡大縮小ページ送りなどのアイコンデザインが微妙に違いますが、右側に「著作物」と入ってる点は同じですね。紀伊國屋の場合、ページを送っていくとこんな感じになります。
サンプルとして定められているページ数を超えると、中身が見えなくなる感じですね。ちなみに Google Playブックスの場合はこんな感じです。
サンプルとして定められているページ数で、ページ送りができなる感じです。紀伊國屋の制御とは微妙に違いがありますね。
紀伊國屋書店BookWebPlusでGoogleプレビューに対応しているのが、Google Playブックスでも電子書籍を販売しているPHP研究所や主婦の友社の本だけという所から判断するに、恐らくバックで使っているデータは同じものでしょう。
ただ、同じくGoogle Playブックスで電子書籍を販売している富士見書房やアスキー・メディアワークスや角川学芸出版は、紀伊國屋書店BookWebPlusではGoogleプレビューに対応していないようです。調べた範囲では1個ボタンがあるのを見つけましたが、プレビューが開きませんでした。
電子書店同士の連携というのは、ブックリスタがバックに入っているところ(紀伊國屋・Reader Store・Rabooなど)では普通にありましたが、Googleの仕組みをいきなり導入するというのはどういうことなんだろう? と思い調べてみたら、過去に1度導入していたことがあるんですね。
当時の仕組みを復活させた、ということなのでしょうか。ちょっと再導入に至った経緯や動機がよくわかりません。「Google Book Search を撃退した!」と喜んでらっしゃった流対協会長の高須次郎さん辺りのご意見を伺ってみたいところです。
posted with amazlet at 12.10.03
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