『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら』が、紙の本を買うと電子版が無料で手に入る講談社のサービス「codigi(コデジ)」の初対応コミック(いままでは雑誌だけだった)ということで、さっそく試してみました。
本の中には、下図のようなカードが挟み込まれていました。codigiコードは1コードに対して1アドレスでのみ使用可能ということなので、もう使用不能になっていると思いますが、念のためモザイク処理をしてあります。
「codigi」のサイトへアクセスします。
初めて利用する時は、少し下へスクロールして「新規読者登録」ボタンを押します。
新規読者登録には、メールアドレス、パスワードと、codigiコードが必要です。読者登録だけして試し読み、というのはできない仕様になっているわけです。
入力が終わり「登録」ボタンを押すと、メールが届きます。
メールに記載されているURLを開くと、読者登録完了です。
本棚へ行くと、codigiコードを入力した『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら』と、試し読みの『COURRiER Japan』『with』『VOCE』『ViVi』『FRaU』といった雑誌が入っています。上部タブを見る限り、文字モノ書籍にはまだ非対応のようです。
書影・タイトルから、本がブラウザビューワで閲覧できます。URLは「akm.md-dc.jp」になっており、メディアドゥの電子書籍コンテンツ配信サーバー「md-dc」であることがわかります。
『なかよし60周年記念版 カードキャプターさくら』の表紙。左端をタップでページめくり(右端で戻る)、中央タップで読書メニュー表示です。
読書メニューには拡大、環境設定、書誌情報、目次、ページ移動のスライダーなどの機能があります。
環境設定には、操作時の画面エフェクト、画質、Webフォント、見開き表示、自動ページ送りなどの機能があります。
Webフォントの「?」をタップしたらボイジャー「VJBinBfont」のライセンス情報が表示されたので、コンテンツ配信サーバーはメディアドゥだけど、ブラウザビューワは「BinB」ということなのでしょう。いずれ文字モノ書籍にも対応するかな?
書誌情報を開くと、「デジタル版の閲覧期限:2018年8月31日まで」という表示が。あくまでオマケだという理屈はわかりますけど、ちょいと複雑な気分。
まあ、スクリーンショ(以下自重)
【追記】
質問があったので追記。もちろんPCブラウザでも閲覧できます。
画質が良いので、大きい画面の方が楽しめますね。
【追記2(2015.3.31)】
※はてなブックマーク:asakura-t のコメント 2015/03/31 11:43 より。
講談社側のシュリンクパッケージになってるのかがちょっと気になった。
ヨドバシ.comで購入したのですが、シュリンクの上にこういうシールが貼ってありました。
たぶん講談社側のシュリンクパッケージだと思われます。