気になるニュース:【honto、電子書籍購入後のダウンロード期限を撤廃 – 電子書籍情報が満載! eBook USER】

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(※写真:写真素材 足成より)

honto、電子書籍購入後のダウンロード期限を撤廃 – 電子書籍情報が満載! eBook USER ※2012年9月21日

トゥ・ディファクトが運営するハイブリッド型総合書店「honto」で、購入した電子書籍購入後のダウンロード期限が撤廃された。

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!

4月のレビューでも、5月のリニューアル後レビューでも、国際電子出版EXPOの会場でも、夏アニメの原作エントリーでも、eBook USERの特集でも、とにかく機会があるごとに書き続けてきた honto の再ダウンロード期限が、ついに撤廃されました。

国際電子出版EXPOの大日本印刷ブースで直撃した時には、「いちおう社内では議論になっているが……」くらいの感じだったので、「あーこりゃ当分ダメだな」と思っていたのですが、急転直下の展開です。eBook USERの特集記事の反響を見ると、再ダウンロード期限にはかなり腹を立てている人が多かったですからね。

しかしこれで、ボクの中でhontoの評価がかなり変わりました。対アマゾンということを考えると、これでようやく対抗できるストアの1つになれたと思います。理由は以下の通り。

  • アマゾンは、紙書籍と同じ土俵で電子書籍の販売をする。ユーザーがどちらでも選べる環境になっている(ハイブリッド型書店)
  • アマゾンは、自社で提供している端末に限らず、様々なデバイスに対応しユーザー好きな環境を選べるようになっている(マルチデバイス対応)
  • アマゾンで購入した電子書籍は、基本的に利用期限などなく、購入履歴からいつでも再ダウンロードできるようになっている

まあこの辺りは毎回ストアレビューの頭に書いていることなのですが。

・ラインナップが充実していること

・読みたい本を簡単に探せること

・簡単に買えること

・いつでもどこでも簡単に読めること

・いつまでも保管できること

要するに、便利なサービスを提供してユーザーに評価されている競合他社に劣っていたら、そりゃ負けるよね、という単純な話なのです。再ダウンロード期限の撤廃にどんな障壁があったかわかりませんが、アマゾンどころか国内の他のストアでも制限の無いところがゴロゴロしているわけですから、「できない」理由は無いと思っていました。

hontoの次の課題は、「コンテンツの量と質」と、「決済手段」だと思います。頑張って欲しい。

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