これもうきっとGoogle+ガイドブック:第3章 Google+で情報収集しよう (11) ストリームはタイムラインではない

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誰かをサークルに追加してホーム画面へ戻ると、ストリームに投稿が流れるようになります。基本的に最新の投稿が一番上に追加されていく形になっていますが、ストリームを開いた時(画面を更新した時)は、時系列がズレていることがあります。仕様が公開されていないため推測でしかありませんが、要因は2つあると考えられます。

  1. コメントが付いた投稿は、表示順位が上がる。
  2. 関連度の高い人の過去の投稿から、あなたが興味がありそうなものをいくつか最上位表示する。

 コメントが付いた投稿の表示順位が上がるという仕様は間違いなく存在するのですが、何日も前の投稿にコメントが付いたところで最上位に表示されるわけではないので、恐らくコメント1つ付くごとにある程度表示順位が上がるような仕様になっているのだと思われます。この仕様があるため、ひとたびコメントが付いた投稿はなかなかストリームを流れ去っていかないので、人目に触れる機会が増え、次々とコメントが付くようになります。

 後者の仕様は、完全にボクの憶測です。ストリームを開くと、少し古い投稿が2~3個、最近コメントが付いたわけではないのに最上位に表示されていることがあります。興味を引く投稿の時もあれば、そうじゃない時もありますが、だいたい関連度の高い人の投稿が選ばれているっぽいです。

 「ブログはストック型、Twitterはフロー型」という表現を目にすることがありますが、そういう分類をするとしたらGoogle+は「フロー型」です。単純に更新時間順だけでストリームが構成されていると、新しい投稿が追加されるごとにどんどん話題が流れ去ってしまうので、少し前の投稿を再び目に付きやすいようにする仕掛けが用意されているということだと思います。「注目の投稿」や「ディスカッション」も、そういう仕掛けの1つです。

 そういう仕掛けが用意されているにも関わらず、ストリーム全体で考えると、恐らく話題の消化速度はTwitter以上だと思います。ストリームをただ眺めていると、盛り上がった話題があっという間に沈静化していくように感じられるでしょう。ただ、Twitterとは違い、コメントが投稿にぶら下がるシステムなので、1つの話題は1つの投稿内で完結できるようになっているんですね。つまり、投稿単位で考えると、わりと話題が長続きしているような場合もあるということです。だから、「ストリームでは今、何が話題になっているんだろう?」ということを、あまり気にしなくてもいいとボクは考えています。


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