野々下裕子氏
2月6日に池袋サンシャイン文化会館で行われた、第18回「TVとネットの近未来カンファレンス」のレポート第1弾、野々下裕子氏によるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー報告です。
第18回「TVとネットの近未来カンファレンス」は、社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)の「page2014」オープンイベントとして開催されました。登壇者は以下のとおりです。
- ジャーナリスト 野々下裕子氏によるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー報告 ←この記事はここ
- ガラポン株式会社 代表取締役 保田歩氏による、全録機「ガラポンTV」について
- インドのスタートアップ企業 Innovatune 代表 Gijo Sivan氏による「iBeacon」について
- クラウドファンディング「WESYM」 笹本裕氏
(※直前にTwitter Japanの社長へ就任)
- 株式会社メタキャスト 井上大輔氏(司会)
- データセクション株式会社 橋本大也氏(司会)
株式会社メタキャスト 井上大輔氏
データセクション株式会社 橋本大也氏
野々下裕子氏によるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー報告
まず最初は、野々下裕子氏によるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー (Consumer Electronics Show:通称CES)の報告です。毎年新年にラスベガスで行われているこのイベントに、野々下氏はもう10年来取材をしているそうです。会場が広いので、4日間の開催では回りきれないとか。
印象としては、テレビがちょっと弱めだったそうです。もちろんテレビが出ていないわけではなく、サムソンの曲がるテレビとか、シャープの85インチ8Kテレビなどが紹介されました。
今回のCESの主役は「ウェアラブル」だったそうです。記者がみんな Googleグラスかけていて、ハンズフリーでビデオ撮るのが便利そうだったとか。
あと、3Dプリンターは30ヶ所くらい出展があったとか。
あと、会場からの「今回一番印象的だったのは」という質問には、完全自動運転車(ドローン)だと答えていました。
「TV+ウェアラブルみたいなのはあった?」という質問には、鏡がディスプレイになっていて「今日は何歩歩きましたね」みたいなのをパナソニックが出していた、との回答でした。
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野々下氏の著書
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