ボクは、クリエイティブ・コモンズの趣旨に賛同し、これまで当ブログの左上に常時クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのアイコンを表示してきました。周知に努め、応援もしてきたつもりです。
しかし、2012年12月5日に行われた Creative Commons Japan×Recode TALK SHOW & Recode展レセプションパーティ「IMAGE / LICENSE / ORIGINAL 」のUstream配信を見て、非常に残念な思いをしました。クリエイティブ・コモンズ・ジャパンの活動も応援してきたのですが、このトークイベントはそのすべてを踏みにじりました。
アーカイブは公開されていないので、どんなイベントだったのか?については、詳しくは視聴者の反響まとめをご覧下さい。ボクのコメントも含まれています。ボクは第2部しか見ていませんが、酷いイベントでした。
端的に言えば、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン事務局員である永井幸輔さんが、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの理念に反する行為(およびその行為をしている団体・個人)を、容認する発言をしてしまっているのです。
謝罪や訂正さえあれば、これまでどおり応援しようと思っていました。クリエイティブ・コモンズ・ジャパンは「今回のイベントにおける事務局スタッフおよびゲストの発言は、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンの公式見解ではありません」と、逃げ腰です。そして、当事者である永井幸輔さんは、このトークイベント以降Twitter上での発言は皆無です。逃げて、黙っていれば、収まると思ったのでしょうか? それは完全に逆効果であると言わざるを得ません。
そこで、こういったクリエイティブ・コモンズ・ジャパンの姿勢に抗議し、当ブログのトップページからクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのアイコンを外します。ただ、クリエイティブ・コモンズの趣旨には賛同しているので、Copyrightページでの表記は残しておきます。
つまり「今後、積極的にクリエイティブ・コモンズの周知活動はしないし、応援もしない。利用だけはさせて頂く。」というスタンスに変更させて頂きます。今後、公式に何らかの形でこのイベントについての総括がなされない限り、この姿勢は変えません。
非常に残念です。