久しぶりに、オリジナル限定の自主制作漫画誌展示即売会「コミティア」へ行ってきました。一般参加。
東京ビッグサイト自体がひさびさだったので、こんなグッズ販売をやっていることを知りませんでした。東ホールへ向かう通路の手前左側。常設じゃないのかな?
会場内はこんな感じ。結構来場者が多かったです。
今年はコミティア30周年(第1回が1984年11月18日)ということで、「コミティア30thクロニクル」なんてのが会場限定価格で販売されてたり、コミティア実行委員会代表・中村公彦氏が受賞した第17回文化庁メディア芸術祭功労賞の盾や花が飾られていたりシました。
セルシスのブースでは、Amazonの方が「Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)マンガ基礎セミナー」をやっていました。
ボクが見たのは2回めでしたが、1回めも立ち見が出るくらい盛況だったそうです。椅子は30個くらい。
Kindleセミナーinコミティアなう
— 鷹野 凌/月刊群雛5月号発売中 (@ryou_takano) 2014, 5月 5
Twitterで実況中継しておきました。以下、一部抜粋。
Kindleストア、昨年10月時点で和書14万8千タイトル、うちコミック5千タイトル。マルチデバイス、マルチプラットフォーム。(なぜ去年の数字なのだ)
— 鷹野 凌/月刊群雛5月号発売中 (@ryou_takano) 2014, 5月 5
()内はボクの心の声です。
(3Gモデルの説明、コミックがダウンロードできない話しないか)
— 鷹野 凌/月刊群雛5月号発売中 (@ryou_takano) 2014, 5月 5
ちょくちょくツッコミを入れています。
セールに選ばれた本は、それまで1日1冊くらいしか売れてなかったのが、500倍売れた
— 鷹野 凌/月刊群雛5月号発売中 (@ryou_takano) 2014, 5月 5
では、セールの対象になるには、どうしたらいいんでしょうね?
KDPは自費出版ではない(お、明言)。作家がお金を払うわけじゃない、と。無料でやれるし「在庫」という概念もない。紙との大きな違い。すぐに出版できる。最大で48時間。
— 鷹野 凌/月刊群雛5月号発売中 (@ryou_takano) 2014, 5月 5
ちょっと前まで、日本語ヘルプには「自費出版」と書いてあったんですよね……。
小菅氏、コミティア参加者にインタビューして「電子書籍出すと紙が売れなくなっちゃう」と言われたと。紙と電子は相互補完するものだよー、とアピール。
— 鷹野 凌/月刊群雛5月号発売中 (@ryou_takano) 2014, 5月 5
実際のところ、コミティアにサークル出展している方々と、ダイレクトパブリッシングは相性良いと思うんですけどね。相乗効果があるはず。
まとめ:Kindleはサービス。スマホで読める。KDPは登録無料。在庫がない。日本どころか、世界中に届けられる。
— 鷹野 凌/月刊群雛5月号発売中 (@ryou_takano) 2014, 5月 5
ここから、加藤さんにバトンタッチ。
今日は、Kindle Comic Creator の名前を覚えていってください。
— 鷹野 凌/月刊群雛5月号発売中 (@ryou_takano) 2014, 5月 5
Kindle Comic Creatorは、Kindleダイレクト・パブリッシングヘルプの「KDPツールとリソース」で無料配布されています。
右開き/左開きの設定、取り込む元画像の解像度(全ページ同じサイズ!)、タイトル、著者名、出版社(者)、表紙、保存場所、詳細設定の中で仮想パネル(画像拡大時のスクロール方向)の設定。
— 鷹野 凌/月刊群雛5月号発売中 (@ryou_takano) 2014, 5月 5
見開きの指定方法。取り込んでから右クリックメニューで。〔ビルド〕で作成開始。KindleプレビューツールはKC2と一緒にインストールされる。
— 鷹野 凌/月刊群雛5月号発売中 (@ryou_takano) 2014, 5月 5
「基礎セミナー」だけあって、初めての方向けの内容でした。
コミティアには「出張マンガ編集部」というコーナーもあります。出版社の編集者が、その場で持ち込み原稿をチェックしてくれます。
お、手書きボード。
あ。
スピリッツ、いろいろ大変みたいです。
戦利品。
「コミティア30thクロニクル」は凄い厚さです。比較で置いてある「月刊群雛」は320ページありますが、なんとクロニクルは640ページ超。厚みも倍以上です。鈍器。あと2巻出るみたい。
次回コミティアは8月31日開催。事前にカタログ買って、ゆっくりチェックしてから行きたいな……。