2016年を振り返り、なにがうまくいって、なにが問題だったかをまとめる

大晦日です。今夜も昨年同様、下北沢B&Bの年越しイベントに登壇するので、帰省せず自宅でこの記事を書いています。あと数時間で今年も終わりです。昨年と同じように、自分の2016年を振り返ってみます。

今年はなにがうまくいった？

（2015年に比べると）ブログが更新できた

昨年はほとんど週1のまとめしか更新できず77本だったのですが、今年はこの記事を入れて117本と若干更新頻度を上げることができました。私は、ブログでもいい加減なこと書き散らさないよういろいろ調べるため、1本書くのに結構時間がかかります。来年は、毎日とは言わないまでも、週4本、年間200本くらいは更新できるようにしたいです。

わりと早寝早起きが習慣づけられた

夜になるとお酒を飲んでしまう習慣がなかなか変えられないので、今年は早く寝て朝早く起きる、という生活リズムに変えてみました。具体的には、22時か23時ごろには就寝、5時か6時には起きる、という感じです。朝って頭が働いてるから、いろいろ捗るんですよね。いい習慣が身についたと思います。そこ、おじいちゃん言わない。

取引先が増えた

ブックリスタの「シミルボン」や、「出版ニュース」などと、継続的なお取引をするようになりました。他にも、まだ名前が出ていない仕事や、名前が出ない仕事をいくつかいただいてます。以前より単価が上がっているので、いい傾向かも。

NPO法人のイベントが継続開催できた

今年はNPO法人日本独立作家同盟で計10回のイベントを開催しました（リンク先はPeatix）。後述する出版事業の頓挫に比べると、イベントは比較的順調だったと言えます。初めての決算や初めての総会も、めちゃくちゃ大変でしたが、なんとか乗り越えられました。

「NovelJam（ノベルジャム）」が企画できた

NPO法人日本独立作家同盟主催で、来年2月4日と5日に「NovelJam（ノベルジャム）」という大きなイベントを開催します。2日間で小説の完成・販売までを目指す『短期集中型の作品制作企画』です。実はこのイベント、発案はまつもとあつしさん、企画は江口晋太朗さんと、私が主導したものではありません。役割分担できるようになってきたのは大きいこと。

もう少し改善できたはずのことは？

過去の寄稿先と疎遠になった

「ITmedia eBookUSER」が更新終了となり、電子書店完全ガイドは「ITmedia Mobile」で続けることになったのですが、1本書いてそれっきりになってしまいました。企画を持ち込めばいいんでしょうけど、なんか疎遠になっちゃってます。そういえば今年は「ダ・ヴィンチニュース」「マガジン航[kɔː]」に、1本も書いていないことにいま気がつきました。げげげ。

『月刊群雛』の休刊

創刊時からずっと手伝ってくれていた2人がほぼ同時に抜けることになり、継続を断念しました。出し続けるだけならできたと思うのですが、クオリティを担保できないだろう、と。いろんな方々に迷惑をかけつつ突っ走ってきて、あれこれ改善も試みましたが、うまくいかなかったなあ……。

群雛文庫の休止

『月刊群雛』より群雛文庫のほうが売れているのは間違いありません。1点あたりで比較すると、平均で2倍くらい部数に差があります。だから、『月刊群雛』は休刊しても、群雛文庫は続けるつもりでした。ただ、正直に言うと、ちょっと心が折れてしまっていて、再開できなかったんですよね……ちょうど8月ごろから自分の本来の仕事が忙しくなってきたのも、群雛文庫を休んでいる理由だったり。