2012

考察

出版業界に激震!?書籍の「買い切り」制度導入で何がどうなるか

出版関連のエントリーを書いていたら、どえらいニュースが飛び込んできました。 何というタイミング。 日販、本「買い切り」導入へ協議 出版社・書店と:日本経済新聞 出版取次最大手の日本出版販売(日販)は書籍の取引で、書店からの返品を制限する「買...
考察

プリントオンデマンドは出版界の救世主?

電子書籍全盛時代に現れた最新印刷技術 プリント・オンデマンドは出版界の救世主となるか|ビジネスモデルの破壊者たち|ダイヤモンド・オンライン 上記の記事を読んだときに、最初に頭に思い浮かんだのがつい先日読んだこの記事でした。 池田信夫 blo...
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【書評】有田隆也さんの「心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎」を読んだ

こないだからずーっとこの辺りを考えてるんだよねー。ロボットの意識や感情って、どうやったら生まれるんだろうって。— 鷹野 凌さん (@ryou_takano) 2月 14, 2012 Twitter でこんなことをつぶやいたら、お勧めされた本...
考察

箱ドットアイコンと二次創作とコピーライト表示

スタイリッシュかわいいペーパートイ|グラフィグ 最近 Twitter や Google+ で、こちらのペーパートイを元ネタにした『箱ドット』をアイコンにする方が急増しています。とてもかわいいデザインなので、個人でテンプレートを用意する方が現...
レビュー

【書評】宮川剛さんの「『こころ』は遺伝子でどこまで決まるのか―パーソナルゲノム時代の脳科学」を読んだ。

先日、ラマチャンドランさんの「脳のなかの幽霊」を読みましたが、この本が書かれた1998年時点では判明していなかった大きなできごとがあります。それが「ヒトゲノム・プロジェクト」です。そこで今回は、その最新の知見を踏まえた本を読んでみました。こ...
考察

「Facebook利用者は40代が中心」という調査を信用してもいいの?

コムニコ・ニフティが実施した Facebook 利用状況調査結果というのが、ここ数日あちこちのニュース系サイトに取り上げられています。 Facebookを一番使ってるのは45~49歳(読売新聞) ニフティなど、Facebookの利用実態を調...
レビュー

誰でも安心してデータを売買できる、国産サービスの loftwork 入門。創作者の生活を変えよう!

ここ数日、ボクの Twitter のタイムラインは Gumroad の話題で、正の意味でも負の意味でも盛り上がっています。そういった中で、アニメ監督の北久保弘之さんが、こんなことをつぶやいていました。 あーなるほど、Gumroadなんかより...
レビュー

Gumroad とレモン市場と9つの提案

どうやら Gumroad は、本国アメリカではそれほど話題になっていないようですが、日本ではウケたので、日本を主要ターゲットとする方針のようですね。日本語表記対応も近日中に行われるようです。と書いているあいだに、日本語化されていました。早い...
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Gumroad の問題点についてもう少し掘り下げてみました。

昨日のエントリーでは速報性を重視して、海賊版という形で真っ先に被害を受ける可能性のある "著作権者" の視点から危険性を挙げました。しかし、問題点はそれ以外にもたくさんあります。 コンテンツを販売する立場 コンテンツを購入する立場 サービス...
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Gumroad の危険性について早めに警鐘を鳴らします

個人コンテンツ販売の新時代を開くか 「Gumroad」で同人誌を売ってみる (1/3) - ITmedia ニュース via kwout ここ数日評判になっている『Gumroad』ですが、ボクは非常に危機感を覚えています。理由は以下の3点で...
レビュー

【書評】ラマチャンドランさんの「脳のなかの幽霊」を読んだ。

「人とロボットの秘密」を読んで、最新の脳科学について知りたいなーという欲求が湧いてきました。ただ、脳科学のブームに乗っかって怪しげな本もたくさんでているのも聞いたことがあったので、Google+でオススメを聞いてみたら、真っ先に、しかも二人...
考察

建設的な議論をしませんか?

ボクは冷たい人間です。 いきなり何だと思われるでしょう。「いやいやそんなことないよ」と言ってくれる人もいるかもしれません。ただ、自分のことはよくわかっています。基本的に他人にあまり興味がないのです。 例えば、自分の身の回りで何か議論が起きて...
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【】円城塔さんの「道化師の蝶」を読んだ。

芥川賞受賞記念購入です。 実はこれまで円城塔さんの作品は読んだことがありませんでした。前回の芥川賞で「これはペンです」が候補に挙げられ、村上龍さんのよくわからない指摘によって落とされた、という経緯だけは目にしていました。 【芥川賞選考】村上...
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【書評】堀田純司さんの「人とロボットの秘密」を読んだ。

先日、ロボットが感情を習得するには何が必要なのか?という思考実験を行なっていました。そもそも感情とは何ぞや?というところからいろいろ調べ物をしていたのですが、"情動" という言葉の定義につまづいてGoogle+ で問い掛けをしました。 やり...
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【書評】岡田斗司夫さんと福井健策さんの対談本「なんでコンテンツにカネを払うのさ?」を読んだ。

ニコニ・コモンズの件に限らず、著作権関連のことにはアンテナを広げているのですが、「誰か・なにかをFREE(無料&自由)にする」というコンセプト FREEex を提唱する岡田斗司夫さんが、なかなか挑戦的なタイトルの書籍を出してきました。しかも...
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【書評】アシモフさんの「生命と非生命のあいだ」を読んだ。

東京電力福島第一原子力発電所の事故が起きてから、なにやら科学的なものに対する風当たりが強くなっているような気がします。 「科学者たちは、『絶対大丈夫、事故なんか起きない』と言ってたじゃないか!」 ……もちろん本当の科学者なら、「絶対大丈夫」...
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Google+の限定公開について気をつけるべきこと。

いまさらながら、Google+ を利用する上で注意しておいた方がいいなーとボクが思っていることの中で、限定公開の仕様についてまとめてみます。「自分の身を守るため気をつけた方がいいこと」の補足です。 Google+ は Facebook や ...
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Google+に匿名で投稿できる「Gちゃんねる」登場、本音・愚痴の可視化ねらう。

さきほどこんな記事が流れてきました。 Twitterに匿名で投稿できる「GoodCheez!」登場、本音・愚痴の可視化ねらう ミニブログ「Twitter(ツイッター)」に匿名で投稿ができる「GoodCheez!(グッチーズ)」が登場した。自...
考察

データに騙されるな!アンケートとリサーチの違い。

ネットでは、よくこういうアンケートを見かけます。そしてそのアンケート結果を元にした分析記事も、よく見かけます。 はっきり言います。こういうやり方で出てきたデータを元に、世の中を分析しても無駄です。全くもって無意味です。分析している人がデータ...
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【書評】糸井重里さん監修・解説の「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」を読んだ。

少し前のことです。姉から Twitter を始めたという連絡をもらったので、姉の好きなことや性格を考えた上で、糸井重里さんをフォローすることを薦めました。わりとツボだったらしく、ほぼ日刊イトイ新聞も読むようになっていたようです。 ある日「ほ...
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