8月3日に始まったAmazonの読み放題サービス「Kindle Unlimited」ですが、朝日新聞に「人気本消える 利用者多すぎが原因?」と報道され、反響を見る限りよくないイメージが広がっているようです。実際のところ、当初と比べるとどうなっているのでしょうか? ジャンル別・出版社別に調べてみました。
本稿執筆時点での読み放題対応は13万3170点。
8月3日時点で14万点超あったことを思うと若干減っていることは確かですが、公式発表の「12万点」より多いのは間違いありません。ではジャンル別や出版社別ではどうでしょうか?
※スマートフォンの方は、画面を横にしてください
ジャンル別(8月3日との比較)
全体
「タレント写真集」「文学・評論」などが増加、「コミック」「アダルト」「アート・建築・デザイン」などが減少しています。
文学・評論
「文学・評論」の下位ジャンルの種類が若干増えています。
コミック
「コミック」の下位ジャンルの種類も若干増えていて、がんばって修正した様子がうかがえます。
出版社別(8月3日との比較)
ソースは「Kindleストア:出版社」の一覧です。出版社なのに出版社一覧には載っていないケースがあるので、私の集計対象にも入っていません(マイナビ出版やゴマブックスなど)。あらかじめご了承ください。
全体
双葉社、徳間書店、プランタン出版などが増加しています。徳間書店はコミックリュウの引き上げにも関わらず、配信数が増えているところがスゴイ(元記事が消えているのでInternet Archive)。逆に、竹書房、日本文芸社、一迅社、小学館、リットーミュージック、芳文社、松文館、翔泳社、海王社、久保書店が三桁減らしています。
コミック
全体で見ると「コミック」ジャンルは5757点減っているのですが、出版社別で見るとあまり減っていません。なぜ。
[9月1日9時45分追記]出版社リストへの反映に時差があったため集計し直しました。竹書房、日本文芸社、ぶんか社、一迅社、モバイルメディアリサーチ、芳文社が三桁減らしています。
Kindle本(単品販売)との比較
ジャンル別
「コミック」と「ライトノベル」の読み放題対応率が低いことがわかります。
出版社別
対応率80%以上を暖色に、20%以下を寒色にしてあります。やはり、Kindle本(単品販売)の配信数が多い大手出版社の、読み放題対応率の低さが目立ちます。逆に、対応率90%超えかつ3桁以上配信の、フランス書院、朝日新聞社、プランタン出版、ミリオン出版、ジャイブ、マンガショップの前のめり感!
契約継続する? それとも解約する?
継続するか解約するかは、自分の読みたい本や雑誌があるか次第。自分の目で判断することをオススメします。ちなみにアプリの右上にある「a」マークから「Book Browser」を開くと、読み放題対応作品だけをチェックできます(追記:この機能はiOS版だけみたい)。