(※写真:写真素材 足成より)
電子書籍以外の「出版」関連でボクが気になった先週のニュースについて、コメントをつけてまとめていきます。毎週月曜配信。今週はKindleストアがついに日本でもオープンしたのを筆頭に、大きな動きが多いです。
出版
「アプリケーションをつくる英語」著者インタビュー:ボーンデジタルから紙出版、その知られざる紆余曲折 (1/3) – 電子書籍情報が満載! eBook USER ※2012年10月22日
電子書籍化の前に紙の出版社に持ち込んで「売れない」と判断されたものの、電子書籍版が想定以上の売れ行きを見せたことで紙の出版に至った
この経緯が面白いですね。辞書に近いような本なので、かなり特殊な事例ではありますが。出版社の編集が感覚的に「これならイケる」「これはダメだ」という判断をしているわけですが、その判断は過去の経験からしか導き出せないのと、出版社も苦しいから冒険ができなくなっている(一定の収益が見込めるx番煎じな企画の方が通りやすい)という状況なので、今後はこういった事例も増えてくるのではないかと思われます。
出版物の売り場毎の販売額推移をグラフ化してみる(2012年「出版物販売額の実態」版)(番外編:電子出版独自追加版):Garbagenews.com ※年月日
紙書籍の販売ルート別グラフに、電子書籍を重ねた図。調査方法が異なる情報なので、あくまで参考にという形ですが。
第66回読書世論調査:図書館委託、支持5割超 電子書籍「読んだ」14%(その1)- 毎日jp(毎日新聞) ※2012年10月26日
図書館の民間委託について、メリット・デメリットがどこまで理解されて「支持」なのか疑問。しかし、1カ月の書籍購入費が、「本は買わない」17%、「1000円未満」35%ですか……。「本を買わない人は、70歳以上が3割」というのは老眼で読めなくなるからという理解。フォントの大きさが変えられる電子書籍は、年配の方に向いていると思います。
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